3D設計とは?

3D設計とは、専用のソフトを用いて、製品に高さ、幅、奥行きの 3 次元を持たせる仮想環境で製品を設計することです。
使用されるソフトウェアはさまざまで、CATIA、ICAD、solidworksなどがあります。 弊社では、solid worksを使用しております。

3D 設計で得られるメリットは?

3Dにて設計することで、以下のようなメリットが得られます。

・2Dでは分からなかった、干渉や不具合を事前にモデル上で確認することができる。
・お客様や社内でのデザインレビューにて、細かな箇所まで、検討することができる。
・CAMを使用することで、タレットパンチプレス・レーザー加工機やマシニングセンターと情報を共有し、工数の削減、ヒューマンエラーを削減できる。
と言ったものがあります。

また、写真のように、仮想空間で他部署と取り合いを確認し、現場での不良を未然に防ぐことによる後戻り工数の削減も期待されます。

また、産業用ロボットを活用するラインでは、動画のように3D CADを用いて作成したデータをもとに、実際の作業をシミュレーションし、作業フローが成り立つか?といった検証も行うことができます。

このように仮想空間にて、産業用ロボットの教示作業(ティーチング)を行うことを、オフラインティーチングといい、産業用ロボットの納期に関係なく、教示作業を行うことができるので、昨今では多くのロボットSIerが用いている設計・検証方法となります。

物理空間から取得した情報をもとに、デジタル空間に物理空間の双子(コピー)を再現する技術のことを『デジタルツイン』といいます。
工場や製造設備の建設、都市開発など、あらゆる現場においてデジタル空間に物理空間を再現することによって、事前のシミュレーション・分析・最適化を行い、それを物理空間にフィードバックすることにより、現実世界でかかる検証・開発コストを最小にすることができます。

3D 設計が活用される業界は?

3D設計はさまざまな業界にて、使用されております。
私たちのような鉄工所はもちろんのこと、車メーカーやそのプライヤー、ハウスメーカー、造船業、安価なソフトも多数リリースしておりますので、個人の趣味に用いられることもあります。

3Dを用いて設計を行なった自動化装置のご紹介

3Dモデルを用いて配管の取り合い改善した設計・製作事例

3Dモデルを用いてコンテナの動きをシミュレーションし、改善を行った事例

3D 設計を製作する上で重要なこととは?

3D設計で重要なことは、モデリング作成時に誰が見てもわかりやすくモデリングすることです。 このような設計をすることにより、モデルの修正や、モデルチェンジの際に誰でも作業ができるようになり、作業効率の向上、設計工数を削減することができます。

弊社が運営する公式youtubeチャンネルでは、様々なシミュレーションを掲載しております。

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